変なホテル

昨日のブログで、ロボットが進化していずれ人間の仕事が無くなるという話を書きましたら、

今朝の新聞でこんな記事がありました。

 

<長崎県佐世保市のハウステンボスが敷地内に開業する新型ホテルの名称を「変なホテル」に決定>

 

この「変なホテル」は、受付はロボットが担当。

荷運びや掃除もロボットが行い、コンピューターが自動で部屋の出入りを許可する「顔認証技術」も導入。

将来的には9割以上の業務をロボットで賄いたいとのこと。。

 

あれ、今日は4月1日だっけ?と日付を確認してしまいましたが、間違いなく今日は1月28日です。

時代の最先端を行くハウステンボス、恐るべし。。

 

 

旅館も時流に乗り遅れないようにしなければいけませんが、

もし旅館のスタッフが全員ロボットになったとしたら。

人間よりも正確に、迅速に、ミスも無く仕事をこなすのでクレームも無くなるかもしれません。

それはそれで良いのですが、じゃあ人間は何をする?

することが無くなるかと言われると、そうではありません。

 

・お出迎えをする

・お部屋へご案内する

・お食事を運ぶ

・お見送りをする

・お部屋を掃除する

 

これらの仕事は、もちろん大事なことではありますが、

旅館がすべき一番大切な仕事があります。

それは、「お客様を幸せにすること」です。

そして旅館で働くワタクシ達も幸せになること。

人の「心」が無いとできない事、それが人間に残される仕事です。

最後に残るのは「心」なんです。

 

 

それにしても、「変なホテル」とはまた思い切った名称ですね。

「俺の○○」みたいに、「変な○○」シリーズが展開されていくのでしょうか。

今後が楽しみです。

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旅館 心乃間間 館主 藤江甚午

熊本駅前にて大正13年から続く「藤江旅館」の5代目。 2008年には九州新幹線開通に伴う道路拡張工事の影響で、熊本駅前での営業を一時休業。 約5年かけて、阿蘇山を一望できる新天地<南阿蘇久木野>にて温泉旅館「心乃間間~konomama~」をオープン。 趣味は旅行、グルメ、アニメ、漫画、バイク(2008FXDL)でソロツー。 好きな食べ物はラーメン、鶏刺し、ホルモン系。
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